今月のおみやげは、あっと驚くアプサントです。19世紀末に大流行したもので,
文学者やロートレック、ユトリロなどの画家たちが飲んだことで知られている飲み物です。最後には脳が冒されて廃人になってしまうものまで出たというこわーいアルコールです。1915年には禁売になりました。
ここに御紹介するものは、それに似た味わいのものですが
毒は不在（absente :アプサント）というものでフランス語の掛けことばになってるユーモアのある商品です。
昔のんだ本物のアプサントはabsintheとつづるものでチュイヨンという分子が高濃度で入っており、それが風味を醸し出すと同時にリスクも高かったわけです。現在売られているものは、風味を出すのみのパーセンテージで、法律にのっとったものですから全く危険性はありません。
昔の世紀末の雰囲気を味わいたい方にプレゼント。ゴッホの顔が描いてある容器の横にあるスプーンに角砂糖を置き、その上から少量のアプサントを注いで
大量の水で薄めます。アニスの香りのパスティスやリカールと同類です。
１００ｃｃ入り。５５％Vol
Distilleries et Domaines de Provence
www.distilleries-provence.com
9.80ユーロ
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