1929年ベルギーの子ども新聞「ル・プティ・ヴァンティエム(Le Petit Vingtieme)」の連載漫画として始まった『タンタンの冒険』。年齢不詳のベルギー生まれルポライター、タンタンとその相棒でかなりの酒好きホワイトフォックステリア犬ミルゥ、親友アドック船長(彼も相当の大酒のみ!)や、双子でもないのにそっくりで間抜けな刑事のデュポンとデュボンなど、登場人物たちが秘境の地から月にまで大冒険を繰り広げるこの漫画は、シンプルながらもカラフルなイラストやストーリラインの分かりやすさから、子供から大人まで、国民的キャラクターとして愛され続けてきました。