原始美術を紹介、展示することを目的に、2006年夏に開館されたケ・ブランリー美術館。その2年目の秋を飾る企画展、「L'esprit Mingei du Japon : de l'artisanat populaire au design」(日本における民藝の精神、民衆的工藝からデザインまで)は、民藝運動の提唱者であった柳宗悦の無銘の美への開眼から、その息子でのちに日本を代表するプロダクトデザイナーになった柳宗理の普遍的デザイン美まで、時代を追ってその軌跡をたどることが出来る展覧会になっています。